| ---モニュメント・バレー--- |
| アメリカの西部大自然の荒野を代表するような原風景をもつのがモニュメント・バレー。アリゾナ州北部と
ユタ州南部にまたがる地域にあり大自然の偉大な力と不思議さを思う存分見せつけてくれる。 米国は仕事で何度も訪問したが、ようやくこの地に来ることが出来、期待通りの広大な景観と空気を味わうことが出来た。 |
| 撮影日2011年5月26日-6月4日 |
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| モニュメント・バレーにはいくつかの名物スポットがある。これはそのひとつ「ジョン・フォードポイイント」というところだ。ジョンフォード監督が映画の中で
最も好んで指揮をとったところで、岩山を眺めることの出来る高台にある。幌馬車が荒野を走ってくれればそのまま映画の世界となる。 「駅馬車」「黄色いリボン」「荒野の決闘」などなつかしき西部劇 が浮かんでくる。 |
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| ナバホ人が馬に乗ってポーズしてくれる。 | John Ford Point の看板がたつ。 |
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| ここに居留するナバホ族はアメリカ・インディアンの中で最大の部族。居留地をNavajo Nationと呼んで独自の自治権を 持っている。従ってモニュメント・バレーは国立公園ではない。現在の人口約30万人。 | モニュメント・バレー近くのユタ州Kanab という小さな街はモルモン教の人達が1870年頃築いた。西部劇のロケ地で出演のジョン・ウェンらの 定宿もあり"Little Hollywood"と呼ばれた。 |
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| この丸太で作った小屋のような施設は何であろうか。日陰のない荒野に作った休憩所にも見えるし 何か祭礼を司るところのようにも見える。説明板がなかったので用途不明であるが何か目的があるようだ。 |
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| ナバホ族のおばあさん。ビジターセンタの写真を撮影。 深い皺が印象的。 | 同じくナバホ族のおばあさん。ビジターセンターの絵を撮影。 |
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モニュメント・バレーには、ビュート(Butte)と呼ばれる大小の岩山とメサ(Mesa)といわれる テーブル形の大地が点在している。2億7千万年前の地層である砂岩がこの地域の主役。茶褐色の地表色は鉄分の酸化によるもの。現在でも風化や 雨水による浸食が進んでいる。 |
| TVコマーシャルや映画の場面にでてくるスポットのひとつ。1985年の映画 「フォレストガンプ・一期一会」で主人公が平和を願いアメリカ横断のマラソンランナーとしてここを走る姿が印象的であった。 |  |
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ビジターセンターよりの眺め。右側の窓に見えるのが「ミトン（手袋）」の岩。岩の形によりうまい名前がつけられている。 |
| ---アンテロープ キャニオン--- |
| モニュメント・バレーの南西約60km の地点にアンテロープ・キャニオンという幻想的な景観を 呈する洞窟状の渓谷がある。水と風が長い年月をかけて岸壁を浸食して刻み込んだ紋様がなんとも不思議な造形を示している。高さ10ｍ位で天井から光が漏れてくるところもある。 入口から全長150m位、5分で歩ける程の空間である。ここもモニュメント・バレーと同じナバホ族の居留地で彼らが観光地として管理している。 |
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| 砂漠にたまに降るスコールは浸透するより早く、転がるように低いところへ集まり強力な勢いを持つ”鉄砲水”となる。 これが比較的柔らかい砂岩を削り取りできたのがこの岩層だそうだ。 |
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| 渦状の紋様が幾層にも重なる。 | 天井に見える空間。わらなどがひっかかっているのが見える。 |
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| This is the "West" とでも言っておこうか。この渓谷に急激な雨が降ると鉄砲水となり、右手の洞窟へ流れこむ。 |