| 川柳、なかなか上達しません。句会の先輩方は
実に味のある川柳を作っておられますが才のなさ（とくに説明句となりがちになること）を痛感します。がまだ始めて３年ということ
に甘んじてもらいましょう。 ある先輩は本当の川柳の笑い、ペーソス、物語性を五、七、五という短い日本語のリズムなかにまとめられるようになるまでは １０年かかると言っています。人の川柳を沢山拝見して勉強も大切なようです。自分の想いがピッタとうたわれている川柳に であったときは嬉しくなります。作句のテクニック、言語表現力、俳句のセンスなども重要ですが、自分の想いをこめる ということがやはり最も大事なようです。お粗末ながらこの２年間の句作のいくつかを分野にわけて紹介します。 時事句は時間が経つと当時の強い印象が薄れてしばし思い出すのに時間がかかることもわかりました。 |
| どきどきか動悸か区別つかぬ年 | また一つ減って心配脳のしわ | おとぼけがいつかほんとの怖い年 | 効果あり思えば薬いい効果 | 五十円年賀はがきで義理つなぐ | 三次会そろそろ本音でつくしか | 縁不思議あの日あの人今日がある | ゆとりない風が読めない金がない | あの人がまさか旅立神不信 | 経読みのどこをはしょるか布施次第 | 任天堂外で遊ぶ子減らす罪 | 世相＊人生＊生活 |
| 喚問は記憶どこかへ飛ぶらしい | 新参者敬語教育まず始め | 天に竜地にはナマズがいる地球 | 三百回やはり天網漏らさない | 亀ファミリ｜反則負けで首ちじむ | カメラ前政治家握手芸のうち | 水道料五百万也四苦八苦 | 聞いた人ないけど響く天の声 | 時事 | 立ち話だけどちらちら出る本音 | ショ｜トケ｜キ画竜点睛苺です |
| 押したなら引くのも一手恋の道 | 同窓会会って夢散る好きな人 | 恋の道肘鉄食えどまた通う | 奥の手はハ｜トで勝負ハットさせ | さりげなく隣に座る好きな人 | 握った手握り返され胸がキュン | ロマンス＊青春よもう一度＊ | 床下がなくてコオロギホ｜ムレス | 妻ひかる我が家も欲しい避雷針 | 踊り食い動画でみたいレントゲン | ずっこけ |